メモ

Solaris10

Solaris 10 に、Zone という機能があって、仮想サーバーを 提供しているらしい。

プロバイダ関連

レンタルサーバー系の組み合わせ

いまのところ、レンタルサーバー系で、無難そうな組み合わせは、

の組み合わせかな。

外国の例だと、レジストラがホームページのスペースを ほんの少し(数十MB)無料で提供するケースが多くて、これだと、あわせて $15/年程度のプランもかなりあるけれど、いろいろ制約が大きかったりする。
レジストラ絡みの安いサービスの一番の問題点は、独自ドメインのサブドメインを 持ち込めないことだろう。サブドメインをいろいろなホスティング業者に分散させる ことができないので、一ヶ所にまとめなくてはいけない。多数のサブドメインを 独立に利用しようとすると、MBあたりの単価が高めなので結局あまり安くならない。

フリーのネームサーバーだと、

まあ、有料無料を問わず、ホスティングを提供しているところは、(他のサーバーと 組み合わせて使うのが困難という制限付きながら)ネームサーバーも提供している ところが多いので、ネームサーバーについてはあまり気にする必要がないかな。

自前系サーバーの場合

自前サーバー系だと、下に書いてある、reset.jpの640k固定IPアドレス サービスを利用するのが一番安い。
約1700円+電気代(400円〜800円位?)で、ほとんど全てまかなえる。
ただ、inets.jpが用意するIPアドレスは、ネームサーバーや、メールサーバーには あまり向かないので、きちんとしたサーバーが別に用意できることが前提に なるかも。 (ネームサーバーは、逆引きの問題がひっかかるかも。メールサーバーは、 spammerに汚されたアドレスが割り振られる可能性がある。)

アクセス回線の費用や、ドメイン名の維持費などは、 サーバーを立てる立てないに関わらず発生するので、 実質的な違いは、電気代(数百円/月程度)と、ホスティングの費用(これも数百円/月程度) でしかない。もう、どちらにしても、数百円/月の違いでしかない。

640kのADSL

2005年8月から、TikiTikiが 640kのADSLサービス を始めた。
987円/月(モデム,NTT接続料別)で、ADSLの常時接続ができる。 モデムはレンタルするしかないので、実質的には 1630円/月といったところ。 従来の1Mのサービスは、価格据置で3Mのサービスに移行ということらしい。

固定IPにこだわらなければ、たぶんこれが一番安い常時接続(下のKDDIのダイヤルアップを除く)なんだろうな。 あと、2〜3年もすれば、IPv6の時代になるだろうし、そうなれば、固定IPである 必要性もあまりなくなるし...
どこか、光接続の拠点を用意して、そこへVPN的に接続するのが現実的な解なんだろうか。

640kの固定IP

しばらく情報を追っていなかったのだけれど、reset.jpも 640kのサービスを提供 しているようだ。これだと、1680円/月(モデムレンタル料込)で、固定IPのADSL接続ができる。 3Mプランだと +1000円。支払い方法がクレジットカードのみというのがちょっとネックになりそう。

NTTも1Mを始めたようだ

残念ながら、法人契約はないらしい。

KDDIのメタルプラス

来年(2005年)2月からの実施だが、KDDIが、メタルプラスというサービスを開始する。
気になるのが、ダイヤルアップながら通信料込みで無制限接続可能なメタルプラスネット というサービス。

基本料金(1470円/月)とメタルプラスネット(945円/月)と開通工事費(105円/月) の合計2625円/月で、(ダイヤルアップ接続ながら)インターネットが使い放題になる。 基本料金はNTT基本料に相当するものなので、NTTへの支払いは一切なしで本当に 2625円ぽっきりで使い放題になる。

使い放題とはいっても、ダイヤルアップ中は普通の電話が使えないので、 本当につなぎっぱなしにするのであれば、これではなく、1MのADSLを使うのが本筋。 だから、間歇的に短い接続を繰り返す、というのがこのサービスに適した用途だと思う。 1時間毎に1分程度の接続をするといった用途だ。従来だと単純計算で 24回*30日*8円=5760円、 電話料込みの10時間コースで2000円位かかっていた使い方が+1000円以下で実現できる。

いまさらダイヤルアップ?という疑問も多かろうが、メール中心で 常時接続する必要のない用途であるなら、これで十分だとおもう。
想定しているのは、エンドユーザーと、サーバーを置かない末端のサイト。
言い換えると、「最後の1マイル」に相当するユーザーのこと。 (ただし、今のところ法人契約はないらしい)

過去にもダイヤルアップで、(手動でダイヤルするのでなく)自動的に 接続するという仕組みはあったけれど、どうしても切断のタイミングが 不安定で、つながりっぱなしになったときの電話代のリスクが大きかった。 これなら少々余分に接続してしまってもそれほど気にしなくてすむ。

自動的に間歇接続するインターネット利用形態については、 昔の記事 を参照のこと

B-fletsがやってくる

ま、私事なんだけれど、もうすぐ、回線が B-fletsになる。(→なりました)
( ちなみにあなたが今目にしているのは、無料のレンタルサーバー。 容量がそこそこあって、ドメインの持込ができて、広告が入らないので 気に入ってはいるのだけれど、ちょっとハードな 使い方をするとすぐにアクセス制限がかかるのがたまに傷だな。)

夏にでるはずだった NetBSD3.0がまだ公開されていないのだけれど、 NetBSD3.0beta と Xen の組み合わせで仮想サーバーとして運用 しようと目論んでいる。

今使っているプロバイダは、固定IPアドレスが使えて、 逆引きの設定をしてくれるので、気に入って いるのだけれど、上流プロバイダとの線がやや細いので、 どのくらいの速度がでるのか少しばかり不安がある。 (光接続で 8IPが使えて 5000円/月というプロバイダはなかなか貴重な 存在)。
もし、期待したような性能がでない場合は、2セッション使える PPPoEの 残りを使って別のプロバイダと併用するかもしれない。その場合には 固定IPアドレスが一つ増えることになるので、 新しいIPアドレスは公衆サービス用 専門に使うことになるかも。

工事費はビックカメラのキャンペーンに乗ってほぼ無料ですむはず。 今の、2つ使っている電話番号の一つを、光電話に変えて、 残りは、KDDメタルにすると、とんとんくらいの月額になる計算かも と皮算用している。
申し込んだ当時は、ひかり電話が一回線分しか使えなかったのだけれど、 最近、(必要なら)2回線分使えるようになったし、番号の方も最大5個 使えるようになったらしいので、一気に光電話に移行することにしました。
ISDN(事務用)基本料金 + i-number + FletsISDN = 3530+300+2520 = 6350
Bflets-HylerFamily + ひかり電話 + my-number = 5200+500+100 = 5800
(事務用の)ISDN利用者は、光に移行したほうが安い計算。 ( NTTは、もう ISDNはお荷物なんだろうな )

Xen

Xenのバージョンが3.0に上がった。(2.0.7との違いはよくわからない)
NetBSDも12月8日現在、3.0RC5となって、3.0の正式リリースも間近。
今は jailで仮想ドメインを3つ、仮運用しているのだけれども ( 機能別のサブドメインもいれると、正確には5つのjailだ)、 やっぱり、ヘテロな構成というのは、運用が疲れる。ドメイン数に比例した 手間がかかってとてもやってられない。
プロバイダが VPS(Virtual Private Server)を提供できるのは、個々の ドメインの中身をお客に丸投げしているせいだというのがよくわかる。

設定を変えようと思うといちいちログインしなければいけないし、 ( まあ、jailの場合は無理やり外側から書き換えるという手も使えるのだけれど ) ファイルのコピーに ftpをつかわなくてはいけないってのもイライラの元。 省力化できるところといえば、packageを一つつくれば、残りは pkg_add で すむところくらい(ただ、これも、環境がある程度似ていることが前提なので、 あまりにヘテロな構成だと pkg_addではうまく動かないことも... )
jailの中途半端な部分(つまり、完全独立なコンピュータ同士であればうまくいくはずの 設定が、jailではうまくいかないケースがままある)が余計にストレスになってくる。

いかに均質につくるかというのはひとつの課題だな。

まあ、WEBサーバーとメールサーバーだけに絞るのであれば、 やってやれないこともない...

メモリも安くなってきていることだし、近いうちに Xen/NetBSDに移行するつもり。