運用マニュアル WEB内容の更新

ここに書かれている内容は、まだ草案の段階です(2003/01/26)

WEB フォルダー

Internet Exploler 5.x(以下IEと略します) 以降の環境では、WEBフォルダーという機能が あります。
WEB内容の更新は、原則としてこの機能を使って行います。

マイコンピュータを開いたときに、次のように
マイコンピュータ
WEBフォルダが表示されていれば、WEBフォルダーの機能は使える 状態になっています。(最近のWindowsでは、標準状態で使える状態 になっているようです。Windows95のような古めのOSを使っている場合はIEを新しい ものにアップグレードしてください。)

次に WEBフォルダーを開くと、
WEBフォルダー

WEBフォルダーの新規作成アイコンがありますから、これを開くと次のダイアローグ
WEBフォルダー追加
が表示されるので、ここに、編集したい WEBデータのある場所の URL(例えば、 http://www.hodogaya.catholic.ne.jp/ )を入力します。

次に、WEBフォルダーの名前を入力します。この名前は後で変更することも可能ですが、 わかりやすい名前(例えば、保土ヶ谷カトリック教会)にしておくとよいでしょう。
WEBフォルダー名入力

これが終わると、WEBフォルダーのアイコンが作成されて、次のようになります。
WEBフォルダー作成後

新しく作成されたWEBフォルダーアイコンを開くと、アカウント名とパスワードの 入力を促されますので、これを入力します。
パスワード入力

以降は、このフォルダーに対して、普通にファイルの操作が可能になります。

FrontPage2000など

WEBフォルダーに対して、普通にファイル操作が可能であるとはいえ、 アプリケーションが対応していない場合には、ファイル-開く(O)では WEBフォルダーの内容を参照することができないかも知れません。
Office2000以降の製品には、WEBフォルダーを直接扱う機能が含まれていますが、 それ以前のものは対応していないアプリケーションも多いようです。この場合には、 WEBフォルダーの内容をいったん、普通のフォルダー(ハードディスク)にコピーして これを編集したのち、WEBフォルダーに書き戻すといった作業が必要になるかもしれません。
ただし、Microsoft製品によって作成されるWEBページは、文法的に 非常に汚いページとなることが多いので、個人的にはお勧めしません。

IEの場合は、ファイル(F)-開く(O)で、
ファイルを開く
直接にWEBフォルダーを開くことも可能です。

なぜFTPを使わないか

FTPを使って、WEBページを更新するというのが、一般的にもっともよく 使われている方法ですが、次のような理由から、今回はこの方法は採用しないことにします。

  1. FTPを使うためには、FTPユーザーのアカウントを作成する必要がある。
  2. WEBのように、大勢の人間が作業に参加する場合には、ユーザー毎にアカウントを 作成するか、アカウント/パスワードを共有する必要がある
  3. いずれの場合にも、セキュリティ上あまり望ましい状況とは言えない。
  4. 特定のディレクトリ以下だけの更新権限を、特定のグループに与えるといったことが、 FTPでは難しい

(とは言うものの、WEBフォルダーでは、CGIをメインテナンスすることができない。 これは、欠点でもあり、同時にある意味で長所でもあるわけだが...。 やはり、FTPもサポートした方がよいのかなと思うこともある。)

IE5.x にWebフォルダを追加する方法

IE5.xにWebフォルダーをインストールする方法については、 こちら もご参照ください。

Windows上での注意

WEBフォルダー内にファイルをコピーした場合に、ファイル名の先頭の1文字だけが 大文字に変更されてしまうことがあります。
リンク先のファイル名が間違って変換されると、ファイルが存在しないという エラーとなることがありますので、ご注意ください。

Windows以外のプラットフォーム

Macintoshの場合は、OS X 以降( 10.1以降?) が必要かも。 ( iDiskの仕組みと基本的には同じなので、OS 9 でもできそうだけれど、未確認)

(準備中)

アクセス権限

WEBフォルダを使って更新するといっても、誰でも勝手に更新できるわけではありません。
(もし、そうだとすると、勝手に第三者に書き換えられてしまうことになります)
どのフォルダーを誰が書き換えてよいのか、といった部分は誰が管理主体となるか といった問題と密接に関わっています。
このあたりは技術的な問題でなく政治的な事柄ですので、誰かが決めなくては いけません。

バックアップ

個人運営のWEBサイトであれば、大抵、ホームページのあるプロバイダ上のデータ の他に、手元のPCにも同じデータが置かれていて、結果的にこれがバックアップと なっていることが多いのですが、大勢で協調してメインテナンスをする場合には、 誰かの保存しているデータが最新版と同一であるという状況が必ずしも成立しません。
操作ミスによってファイルが失われること(間違ってWEBフォルダの内容をごみ箱に 捨ててしまえば、それだけでファイルは失われてしまいます)も十分考えられますので、 何世代分かのバックアップは作成する必要があります。

2003年2月22日現在のこのサイト(http://hodogaya.hamaint.co.jp/)の総容量は およそ24MB(ソフトウェアのダウンロードコーナーを作ったせいで、こんなに大きくなって しまった。それを除くと約10MBで、聖書がその大部分を占めている)となっている。 たかが教会のPCにテープ装置をつけるのは大袈裟すぎるし、 CD-RWメディアを入れっぱなしにするのもあまりエレガントな気はしない。
やはり、別のコンピュータにミラーを作成するのが一番か?


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